今日は、すぐに部屋が汚くなってしまうという悩みについてお話しします。部屋が汚いと、気分も悪くなりますし、掃除や片付けも大変ですよね。では、なぜ部屋が汚くなってしまうのでしょうか?ここでは、部屋が汚くなる原因と心理を解説します。
部屋が汚くなる原因とは?
部屋が汚くなる原因はさまざまですが、大きく分けると以下の3つになります12。
- 収納場所が決まっていない、少ない
- 物が多い
- 定期的に掃除をしていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
収納場所が決まっていない、少ない
部屋のどこに収納するかが決まっていなかったり、そもそも部屋の収納が少なかったりすると、部屋が散らかり汚くなってしまいます1。使った物をその場に置きっぱなしにしたり、適当にしまったりすると、物がどこにあるかわからなくなったり、物の量が増えたりします。また、収納スペースが少ない場合は、物を積み重ねたり、床やテーブルの上に置いたりすることになります。これらは見た目も悪く、掃除もしにくくなります。
物が多い
部屋が汚くなってしまう場合「物が多い」という可能性もあります12。趣味や仕事で物を集めたり、買い物好きだったり、もったいない精神で捨てられなかったりすると、物がどんどん増えていきます。物が多すぎると、収納スペースに入らずに出しっぱなしになったり、整理整頓できずに散らばったりします。また、物の管理もしづらくなります。
定期的に掃除をしていない
物が少なくても、定期的に掃除をしていない部屋はすぐに汚くなってしまいます12。特に、キッチンやお風呂、トイレなどの水回りは汚れやすく、掃除が行き届かないと不衛生になりやすい場所です。床や棚の上など、ほこりがたまりやすい場所も要注意です。ある程度汚れてからまとめて掃除をするという習慣が定着してしまうと、そのうち汚れに麻痺してしまいます。
部屋が汚くなる心理とは?
部屋が汚くても気にしない人もいれば、部屋をきれいにしたいのにできないという人もいるでしょう。部屋が汚くなる心理はさまざまですが、以下のようなものがあります345。
- 掃除が苦手
- 散らかっている方がひらめきが生まれる
- ストレスがたまっている
- 物事の管理が苦手
- 先延ばし癖がある
- 内向的な人
- 他人の目を気にしない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
掃除が苦手
掃除が苦手で部屋が汚くなってしまう人は多いでしょう。掃除に時間や労力をかけたくなかったり、掃除の仕方やコツがわからなかったりすると、掃除を避けてしまいます。また、掃除をしてもすぐに汚れてしまうという経験から、掃除に対するモチベーションが低くなってしまうこともあります。
散らかっている方がひらめきが生まれる
部屋が散らかっている方が、集中力が上がる人もいるでしょう。特に、クリエイティブな仕事をしている人や趣味が多い人は、散らかった部屋にインスピレーションを感じたり、物を探す過程でアイデアが浮かんだりすることもあるかもしれません。散らかっている状態に慣れてしまうと、片付ける必要性を感じなくなります。
ストレスがたまっている
ストレスがたまっていると、部屋のことを気にする余裕がなくなります。仕事や勉強などで忙しかったり、人間関係や恋愛などで悩んだりすると、部屋の掃除や片付けは後回しになりがちです。また、ストレスを発散するために買い物をしたり、食べ物や飲み物を摂取したりすると、物やゴミが増えて部屋が汚くなります。
物事の管理が苦手
物事の管理が苦手な人は、部屋の管理も苦手です。物の整理整頓や収納方法を考えたり、掃除の計画やスケジュールを立てたりすることができません。また、物の量や場所を把握しておくこともできません。その結果、物やゴミが散乱したり、掃除や片付けを忘れたりします。
先延ばし癖がある
先延ばし癖がある人は、部屋の掃除や片付けも先延ばしにします。今すぐやらなくても大丈夫だと思ったり、面倒だから後でやろうと思ったりすると、その後も忘れてしまったり、他の用事に追われてしまったりします。その間にも物やゴミは増え続けて、部屋は汚くなっていきます。
部屋をきれいにする方法とは?
部屋をきれいにする方法はさまざまですが、大きく分けると以下の3つになります 。
- 物を減らす
- 収納場所を増やす
- 掃除を習慣化する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
物を減らす
部屋が汚くなる最大の原因は、物が多いことです。物が多すぎると、収納スペースに入らずに出しっぱなしになったり、整理整頓できずに散らばったりします。また、物の管理もしづらくなります。そのため、部屋をきれいにするためには、物を減らすことが必要です。物を減らす方法は以下の通りです。
- 不要な物を捨てる
- 必要な物だけ残す
- 新しい物を買わない
不要な物を捨てる
不要な物とは、使わない物や壊れた物や古くなった物などです。これらの物は、部屋に置いておくだけでスペースを取ってしまいます。また、埃やカビなどの原因にもなります。そのため、不要な物は思い切って捨てましょう。捨てる際には、ゴミの分別や回収日を確認しておきましょう。また、粗大ごみやリサイクル品などは事前に申し込みや手数料が必要な場合もありますので注意しましょう。
必要な物だけ残す
必要な物とは、よく使う物や好きな物や大切な物などです。これらの物は、部屋に置いておいても問題ありません。しかし、必要だからと言って無制限に増やしてしまうと、収納スペースが足りなくなったり、整理整頓ができなくなったりします。そのため、必要な物だけ残すことが大切です。必要かどうか判断する際には、以下のような基準を参考にしてみましょう。
- 1年以内に使ったか
- 今後使う予定があるか
- 代わりの物があるか
- 気持ちが高まるか
- 思い出があるか
新しい物を買わない
新しい物を買うということは、部屋に新たに物を増やすということです。新しい物を買うこと自体は悪いことではありませんが、買っても使わなかったり、古い物と入れ替えなかったりすると、部屋が汚くなる原因になります。そのため、新しい物を買う際には、以下のようなことを考えてみましょう。
- 本当に必要か
- どこに収納するか
- 何かを捨てるか
収納場所を増やす
物を減らしたとしても、収納場所が少ないと部屋が散らかりやすくなります。特に、一人暮らしの場合は、部屋の広さや収納スペースに限りがあります。そのため、収納場所を増やすことが必要です。収納場所を増やす方法は以下の通りです。
- デッドスペースを活用する
- 収納グッズを使う
- 収納方法を工夫する
デッドスペースを活用する
デッドスペースとは、普段使わない空間のことです。例えば、ベッドの下や机の下や棚の上などです。これらの空間は、収納場所として活用できます。デッドスペースを活用する際には、以下のようなことに注意しましょう。
- 出し入れしやすいようにする
- 分類して整理する
- ラベルや目印をつける
収納グッズを使う
収納グッズとは、物を収納するための便利な道具のことです。例えば、引き出しやボックスやバスケットなどです。これらのグッズは、物を整理整頓しやすくしたり、見た目もきれいにしたりします。収納グッズを使う際には、以下のようなことに注意しましょう。
- サイズや形や色を揃える
- 用途に合わせて選ぶ
- 重ねたり吊るしたりする
収納方法を工夫する
収納方法とは、物をどのように収納するかということです。例えば、立てて収納するか横に並べるか折って重ねるかなどです。これらの方法は、物の量や種類や形によって変わります。収納方法を工夫する際には、以下のようなことに注意しましょう。
- 出し入れしやすいようにする
- 見えるようにする
- 空気を抜く
掃除を習慣化する
物を減らしても、収納場所を増やしても、掃除をしなければ部屋は汚くなってしまいます。特に、埃やカビや汚れは定期的に掃除しないと溜まっていきます。そのため、掃除を習慣化することが必要です。掃除を習慣化する方法は以下の通りです。
- 掃除の目的や効果を意識する
- 掃除の計画やルーティンを作る
- 掃除の時間や方法を決める
掃除の目的や効果を意識する
掃除の目的や効果とは、掃除をする理由やメリットのことです。例えば、気分が良くなるとか健康になるとか快適に暮らせるとかなどです。これらの目的や効果を意
識することで、掃除に対するモチベーションが上がります。また、掃除の成果を自分で確認したり、他人に褒めてもらったりすることで、掃除の満足感や達成感を感じることができます。これらの感情は、掃除を続ける原動力になります。
掃除の計画やルーティンを作る
掃除の計画やルーティンとは、掃除をする頻度や順番や方法のことです。例えば、毎日やる掃除と週に一回やる掃除と月に一回やる掃除を分けたり、部屋のどこからどこまでを掃除するか決めたり、掃除機やぞうきんやスプレーなどを使ったりなどです。これらの計画やルーティンを作ることで、掃除をする際に迷わなくなります。また、掃除をする時間や方法が決まっていると、掃除をすることが自然になります。
掃除の時間や方法を決める
掃除の時間や方法とは、掃除をするタイミングや手順のことです。例えば、朝起きたらベッドメイキングをしたり、食事の後は食器洗いをしたり、帰宅したら靴を拭いたりなどです。これらの時間や方法を決めることで、掃除をすることが習慣になります。また、掃除をする時間や方法が決まっていると、掃除をし忘れることがなくなります。
まとめ
今回は、すぐに部屋が汚くなってしまうという悩みについてお話ししました。部屋が汚くなる原因と心理を解説しました。また、部屋をきれいにする方法を紹介しました。部屋が汚いと、気分も悪くなりますし、掃除や片付けも大変ですよね。しかし、物を減らしたり、収納場所を増やしたり、掃除を習慣化したりすれば、部屋はきれいに保つことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。